画像をクリックすると、動画をご視聴いただけます。
1988年、群馬県生まれ。
大阪大学大学院連合小児発達学研究科博士課程修了。
博士(小児発達学)
大学院生時代、発達障害児の脳機能の研究に取り組む。
ADHD(注意欠如多動症)の脳機能発達の研究で博士号を取得。
大学院修了後、発達に偏りのある子供たちが通うフリースクールに教職員として就職。生まれつき平均よりも顕著に高い能力を持ったギフテッドチャイルドのクラスを担当する。
当初は研究者を志していたが、不適切な養育によって深刻な二次障害を負ってしまった子供たちや障害にばかり焦点が当てられ、才能を伸ばす機会を失った多くの発達障害の子供たちを目の当たりにし、教育現場で生きていくことを決意。
その後、心理学や脳科学をベースとした能力開発の授業を行う学習塾に就職。有名私立学校を目指す子供達だけでなく発達に偏りのある子供たちを対象に、関東近郊や大阪、京都、広島、愛知から生徒が集まるオンライン授業を展開。
◆Twitter:@arai_LD
◆Facebook:sumiyoshi.arai
◆Youtube:学習障害のお悩み相談室
◆LINE公式アカウント:https://lin.ee/wFmpo8q
学習障害の認知を広めるためのクラファンに挑戦し136%達成!
応援コメント
■スタンフォード大学・オンライン・ハイスクール校長/哲学博士
子どもひとりひとりに合わせた学習とサポートを実現したい。
同じ方向をみるもののひとりとして声を大にして応援したい。
新井さんのような教育者が日本にいることを誇りに思います!
より多くの皆様からのサポートがあるように願っております!
(星友啓氏の著書↓)
■元福井県立特別支援学校校長/公認心理師
新井さんはスーパーマンのような人、研究者なのに実践家
新井さんは、私が所長を務めている放課後等ディサービス事業所が隔週土曜日に行っているフットサルクラブ(当時)を手伝ってくれていました。
そのクラブの利用者は小中学校の発達障害の子どもたちで、学校や地域のスポーツ少年団では友だちとうまく活動できないような個性のある子どもたちが大勢参加していました。
そんな子どもたちに新井さんは大人気。子どもたちの個性をうまく捉えて見事に指導してくれていました。
そんな新井さんがこれまでの研究されてきた成果を発揮して、教材を開発したと聞きました。きっと楽しくて学びやすいものに違いないと思います。
発達障害児の中でも、ADHDやASDなどどちらかというと行動に特徴が表れる事例への対応が従来取り上げられることが多かったと思います。もちろん学校など集団の場面ではそれが課題になることが多いことも事実です。
でも最近は、学習障害特に「読み障がい=ディスレクシア」に対する取り組みが注目を集めるようになってきています。
そんなところに注目したのが新井さんの教材だと思います。是非、応援したいと思います。よろしくお願いいたします。
なぜ、学習障害の専門家として活動しているのか?
大学卒業後、私は大学院に進学し、発達障害児の脳機能の研究に取り組んでいました。
ADHD(注意欠如多動症)の脳機能発達の研究で博士号を取得。
そして大学院修了後、発達に偏りのある子供たちが通う
フリースクールに教職員として就職しました。
そこでは、生まれつき平均よりも顕著に高い能力を持ったギフテッドチャイルドのクラスを担当しました。
当初は研究者を志していたのですが、不適切な養育によって深刻な二次障害を負ってしまった子供たちや障害にばかり焦点が当てられ、才能を伸ばす機会を失った多くの発達障害の子供たちを目の当たりにしました。
それ以降、人生の方向転換をすることに。教育現場で生きていくことを決意しました。
その後は、心理学や脳科学をベースとした能力開発の授業を行う学習塾に就職。
有名私立学校を目指す子供達だけでなく、発達に偏りのある子供たちを対象に、関東近郊や大阪、京都、広島、愛知から生徒が集まるオンライン授業を展開しています。
「普通」ができない子供たちとの出会い
発達障害。
これは、先天的な脳機能の障害によって、あらゆる症状が現れます。
- 自閉症
- ADHD
- ディスレクシア
など。
例えば、
- 机の位置が変わるだけでパニックになる子
- 高校にもなって人間が4本足だと思っている子
- 身体が勝手に動いてしまうため、「この手を縛って!!」と泣き叫ぶ子
- 性的衝動を抑えられず、女の子に暴行を加え、大問題を起こす子
といった、数え切れないほど「大変」な子供たちと出会ってきました。
このような子と関わるたびに、
「たくさん褒めましょう。」
「子供の自尊心を大切に。」
のようなキレイゴトに対して怒りを覚えました。
表面的な褒め言葉では何の励ましにもなりません。
むしろ彼らを傷つけることすらあります。
答えありきの教育への違和感
発達障害は近年もその認知度が広がってきました。
ですが、私が特に世の中に認知して欲しいのは、その中でも特に
「学習障害(LD)」
といわれる特性を持つ子供たちです。
LDとは、全般的な知的発達の遅れがないにもかかわらず、読む、書く、計算するという
能力のいずれかに困難が見られ、学習に困難さを示します。
LDと一口に言っても
その症状は様々です。
- 小さい「っ」を読むのが苦手
- 単語や文章の切れ目がわからない
- 一度習った漢字が読めない
- 漢字を正確に書くことができない
- 文章をスラスラ読むことができない
- 筆算で数字を書く位置を間違える
これら全てがLD言い切れる訳ではありませんが、
このような学習上の困難さを示すことが多いのです。
私がフリースクールの教員時代に
担当した男の子も文章を読むことが苦手でした。
特に算数の文章題が大嫌い。
一切問題に取り組もうとしませんでした。
しかし、こちらが問題文を読み上げると
スラスラと問題を解いてしまいます。
別の子は「1個ずつ」の“ずつ”という
言葉の意味を理解することができませんでした。
この子の場合、“ずつ”の意味を絵で
示すことで理解することができるようになりました。
LDと言ってもその子によって
多種多様な症状を示します。
知的な能力に劣りはないのに、特定の学習に困難さを併せ持ち普通級に馴染むことができないのです。
ですから、「問題児」のレッテルを貼られ、才能を潰されてしまうことも少なくありません。
ここで、私は日本の教育の弊害を目の当たりにしました。
日本の教育は極端な横並びです。飛び級も落第もなく、平均的な生徒を育てようとします。
その選択肢の少なさが故に生徒の才能を制限してしまうのです。
決められた枠組みから外れた子たちは「問題児」として認識され、才能を潰されてしまいます。
精神的な病を持つことだってあります。
そもそも子供たちの性質や才能は多種多様です。
その子に合った教育的サポートがなされて然るべきです。
答えありきの教育は様々な弊害を生み出てしまう。
社会に出たら正解のないことばかりです。
なのに、やたら正解を求めてしまう。そしてさまよう。
自分が何をしたいのかわからない。
やたら答えを知りたがる。
「日本の子供たちは自己肯定感が低い」と言われますが、私はこの意見に懐疑的です。
ただ単に気力がないだけではないのか?
答えがあると思い込んで生きているが納得のいく答えを見出せず、生きることに対して無気力なだけではないのか?
そう思わずにはいられないのです。
教育の選択肢を増やしたい!
教育の機会均等の観点から考えると、全ての子どもたちが自分に合った適切な教育を受けることができる環境を提供することは必須のことです。
そのような環境を整えるのは紛れもなく私たち大人の役割です。
そのためには多くの方に学習障害の存在を知ってほしい。
そのために、根本的に何かを変えなければいけない。
社会のシステムであり、周りの大人たちの意識であり、子供たちを取り巻く環境であったり。
目の前の子供たちだけでなく、この閉鎖的な教育システム、社会のシステムを打破していきたい。
そのため、発達障害の現場経験を活かして、世の中に発信をしていくことを決意しました。
このサイトでは、学習障害について、特に読字障害(ディスレクシア)を対象として、
- 勉強法
- 周囲のサポート法
などの情報を発信していきます。
ぜひご覧になってくださいね。
上記画像をクリックすると、チェック診断についての詳細をご覧いただけます。
このサイトへお越しいただきありがとうございます。
新学習障害の専門家として活動している新井清義(あらい すみよし)と申します。
勉強だけではない、心の土台となる「人間力」を育てる
一風変わった学習塾で子供の教育に携わっています。
簡単なプロフィールとしては
✅大学卒業後、私は大学院に進学し、発達障害児の脳機能研究に出会う
✅大阪大学大学院にて、小児発達学研究科博士課程を修了
✅ 研究者を志すも不適切な養育により二次障害を負った子供たちや、障害に焦点が当てられ、才能を伸ばす機会を失った発達障害の子供たちを目の当たりにし現場仕事に転向
✅学習障害児を救うためのクラウドファンディングを仕掛け、136万円のファンディング達成
✅「普通」の学校に通えない子たちが通うフリースクールで教鞭を取る
✅先天的に平均よりも顕著に高度な知的能力を持ったギフテッドの子供たちのクラスを担当した経験
✅空手で全国国公立大学選手権優勝
✅小中学生時代は団体全国優勝3回
✅高校時代は個人戦全国3位
…などがあります。
このサイトでは、私が現場経験を通して、感じたことを共有していきます。
詳しい自己紹介を兼ねたYoutube動画をアップしていますので、
よろしければご覧になってください。