「障害」という言葉が発達障害の理解を妨げる

はっきりとした症状や診断基準を満たすような症状ではないけど、確かに生きづらさを感じる。このようなグレーゾーンの発達障害を抱えている人が多数いることが示唆されています。

グレーゾーンの人たちは「障害」から連想されるような目立った症状を見せることは稀です。パッと見とても健康に見えるし、頭も良くてコミュニケーションもしっかり取れる。一般的に言われるような「障害者」のイメージとはかけ離れているため、発達障害だと気づかれないことが多いのです。

そもそも発達障害はスペクトラムと言われるように、線引きしにくいものです。

「障害」という言葉を使うとさらに事態がややこしくなります。前述したように、一般的に言われるような「障害者」のイメージとはかけ離れているグレーゾーンの発達障害の人たちもいるからです。

このようなことから、発達障害を「障害」と呼ぶことに反対する意見もあるようです。また、「凹凸症候群」などの別の名称で呼んだ方がいい、などの議論が繰り広げられています。

「障害」という言葉を使うかどうか、また発達障害の名称どうするか自体はどちらでもいいと私は思います。しかし、「障害」という言葉を用いることで発達障害が誤解され、理解が進まなくなるのであれば話は別です。

より理解が進むような呼称を用いることが賢明だと思います。

新井清義

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