発達障害における雑談の苦手さについて

発達障害、特に自閉症スペクトラムの人は雑談が苦手だとよく言われます。その原因は知識不足や記憶力の問題ではありません。非常に知識が豊富で記憶力も抜群にいい自閉症スペクトラムの人たちも雑談が苦手であることが多いのです。ということは雑談の本質(?)は知識や話題の豊富さではないということがわかります。

自閉症スペクトラムの人はなぜ雑談が苦手なのでしょうか?

それは「ワーキングメモリ」の問題が背景になると言われています。
ワーキングメモリとは短期記憶を含めた情報処理能力のことです。大事なのは、ワーキングメモリ=短期記憶ではないということです。

例を出しましょう。「3、5、6、2、7」この数列を覚えてください。次に何も見ずに左から右の順で復唱します。これは短期記憶。

次にこの数列を逆唱します。先ほどの復唱よりも難しいと思います。

このように短期記憶を処理する機能がワーキングメモリです。一般的に発達障害の方たちはワーキングメモリの機能に苦手さがあると言われています。

話を雑談に戻します。自閉症スペクトラムの人は話を振られても「はい」「いいえ」「わかりました」「そうですか」など一言で終わってしまうことが多いのです。これは、その場に応じた知識を脳の中で検索して外に出すことができない、つまりアウトプットできないために起こる現象です。

これはワーキングメモリの問題によって生じるということがお分かりでしょう。

ワーキングメモリを含めた、脳の機能をうまくマネジメントする方法を近いうちに記事にまとめようと思っています。

新井清義

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